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大地監督
大地丙太郎監督
大地監督スペシャルインタビュー

「アフレコをやっている今は、まだ放送されているわけではないので、手ごたえ、というのはまだわからないんです。スタッフの間での判断しか出来ない状況ですよね。こういっちゃなんですけど、人気のある原作ってやりにくいんですよね(笑)。どういう風に人気のある部分をつかんで、アニメに活かしていくか、というのを考えてしまうじゃないですか? それをやっていくと、サービスだけの作品になってしまう可能性があるんです。


今回はそういう事はあまり考えず、僕らスタッフの間での『フルーツバスケット』を、いかにアニメとして作品にしていこうか、を最優先に考えてます。もちろん、原作ファンに喜んでいただきたいんですけど、それを探っていくのは難しいし、コビてしまうと失敗したりするんです。だから原作とはちょっと違う解釈になっているかもしれないですが、そういう形で進めています。ファンの手ごたえとか、見えない方がかえっていいかな、とも思うんですよ(笑)。悪い評価があると気分的に右往左往してしまいますからね。

 これを見てもらいたい、という大きなアプローチではないですが、まず最初に気にしたのは、画面なんです。特にキャラクターデザインですね。原作が非常に美しい世界観で描かれているので。アニメーションになると動かさなければなりませんから、いい部分もあるんだけど、逆に制約が出てしまう場合もありますよね。一人が描いているわけじゃないので、線なんかを整理していかなくてはならないんです。それでどこまで原作の奇麗さ、透明感が出るか、という部分を気にしています。その点、キャラクターデザインを担当した林明美の仕事が、非常にうまくいっている感じです。この作品にとても合っていたんじゃないか、と思いましたね。それが今回フィルムを見ていて一番気持ちがいいところなんです。

 それをフォローする感じで、美術監督の柴田が、またいい世界観をもって映像を作り上げてくれています。全部が全部、というわけじゃないと思うんですが(笑)、そういう意味で画面の出来がいいものが多いな、という感じですね。

 シリーズ作品の常ですが、最初の何本かは手探りしながら進んでいます。それがだんだん完成され始めてきました。スタッフも欲張りな部分が出てきて、だんだん映像派的な部分も出てきています。今回は結構デジタルを駆使しているんですが、デジタルチームも非常にノリがよくて、演出側の要求にがっちり応えてくれています。出来上がりを見る限り、非常にいい出来だと思います。

 この作品は、特に絵だけというわけじゃなくて、いろんな部分に気を使って作っていますので、特にこれを見てほしい、ってわけではないんです。でも、その中でも命になるのは画面かな、というのは思っています。

 音響監督、という名前では2度目でしょうか。でも自分でやることに特にこだわっているわけではなくて、ごく自然な成り行きでこうなったんですよね。いい面もあるし悪い面もあるかなぁ。でも実写映画の監督なら、直接役者さんに指示するじゃないですか。そんな感じで直接気持ちが伝わる利点はありますね。でも逆に冷静に見られない(笑)。だから、アフレコ中は非常に気が立ってるというか、いらいらしてるんです。これがたぶん最初で最後じゃないかなぁ。シリーズでやるのはちょっときびしかったかなぁ、って(笑)。一発勝負ならいいんですが、毎週やるならやっぱり、後ろで見ていてギャグの部分だけクチを出す(笑)、とかの方がよっぽどいいな、とは思いました。冷静に見られますからね。自分はそういうタイプなんでしょうね。

 今回、初めての方や、いつも一緒、というわけじゃない方がキャストに多いですね。特にレギュラー陣。僕は堀江由衣ちゃんが人気声優だった、なんて全然知らなかったんです(笑)。仕事やり始めたあと、アニメ雑誌をみたらナンバー1に輝いててびっくりしたんですから(笑)。そういう部分は全然気にしてなかったんですが、この透という役は、堀江さんに非常に合ってる気がしているんです。シリーズをやっていく間に、透役が彼女になじんでいくんじゃないか、と思っています。特に最終回のあたりまでに、『透』と『堀江由衣』がどう融合していくのか、に期待してます。僕はもう融合し始めていると思っているんですよ。だから、最後にどうなるのか、は非常に期待しているんです。期待がある分、大変かもしれませんが、楽しいですよね。先が見え始めてきて、もっともっと良くなるだろうな、と思えますから。もちろんそれは、他の声優さんたちも皆さん同じだと思います。

 そしてやっぱり、声優さんたちを盛り上げていくのは、フィルムを作るスタッフだと思うんです。だから、絵を作る現場は、とにかくテンションだけは保っていきたいと思っています。

 一所懸命作っていますから、見てください……としか言えないんですが……(笑)。原作を読んでいる方は、いろんなイメージで読んでいると思うので、原作ファンの方は『違う!そうじゃない』って部分もきっとあると思うんです。いや、ウチの娘がそうなんですよ(笑)。だからそういう気持ちもよくわかるんですが、とにかく最後まで見てください。原作に負けないように作りたいと思っていますので、スタッフみんなのパワーで、面白くしていこうと思っていますので、よろしくお願いします!」

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最終回キャストインタビュー

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キャストインタビュー

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